SKAM
ここ数年くらいで一番時間があるので最近は映画やドラマをひたすら観ています。受験生時代に最もやりたかったことのひとつでした。
Netflixに入会してから気になるものをばば〜っと観ていて次は何を観よう、と思ったとき、SKAMを思い出しました。結構前に友だちに教えてもらっていて。
SKAMはノルウェー放送協会(ちなみに国営の放送局)がネット上で放送するドラマで、オスロの高校に通う生徒たちの葛藤をのノルウェーの社会問題を絡めながら描いています。現在ちょうどシーズン4のまっただ中らしい。
このドラマのおもしろいところが、ただネット上でエピソードを放送するだけではないというところ。
リアルタイムで登場人物のチャットが公開されたり、キャラクターのインスタグラムのアカウントが実際に作られ投稿がなされているのです。
シーズン4の主人公Sanaと友だちEvaのチャット
Sanaのインスタグラム
常にSNSとともにある私たちの世代にとって、これ以上自分の生活に馴染みやすいかたちの放送形態があるでしょうか。まるで自分がキャラクターたちと同じ学校にいるような感覚で彼らの物語を追うことができる。自分の日常の生活の中に溶け込むようなシステムで感動しました。
(最初メッセージはエピソードに出てきたメッセージを出しているだけかな?と思ったけどそうでもないらしい。残念ながらノルウェー語は全くわからないので、今血眼になって英語訳を探しています笑 これを読めないなんてもったいなすぎる!)
このような変わった演出があったり、役者さんたちがナチュラルな容姿(女子はふくよかだったり、男子はニキビ顔だったり)だったりするせいか、すご〜くリアリティがあるんですよねこのドラマ。いま、とりあえず日本語訳を唯一見つけたシーズン3だけを見終わったところなのですが、国が違って文化は違えど共感できたり身に覚えがあったり、自分にリンクするポイントがたくさん散りばめられている。忠実に2016年のティーンを映し出しているのです。大人が作っているのになぜなのでしょうか。
とにかくおもしろかったので後でシーズン3の感想をまとめたいと思います。